インドネシアの英語村パレでの生活は日本人にはちょっとキツイかも?!パレでの生活で衝撃だったこと

月5万円以下で激安英語留学できるインドネシアのパレ。その驚きの安さ故にちょっとインドネシアで英語留学もありかも…と心揺れ動いたかもしれません。

が!!!

インドネシアのパレでの生活は日本人にとってはちょっと厳しいかもしれません。

宗教や文化の違いから生活スタイルが日本とはかなり異なります。どんな環境においても割と順応しやすいぼくでもインドネシアパレでの生活で衝撃を受けたことが多々あります。

今回は、インドネシアで留学をちょっとでも考えた方のためにぼくが体験した衝撃事項をお伝えします。

パレ生活衝撃1 寮生活

英語学校で授業の申し込みをした際に、寮に滞在することができると聞きました。1部屋に2~3人のドミトリーらしいのですが、インドネシア人とこんなに密接に関われる機会は珍しいと思い、即決で寮に滞在することを決めました。

寮の部屋 実際に寮に来てみると…

学校の寮の部屋はこんな感じです。

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超シンプル!部屋にあるのは、就寝用のマットレスと貴重品BOXのみです。まさかの共用マットレス!このマットレス1枚の上に男3人が川の字になって寝ます。旅先のやっすいドミトリーに泊まったとしても、1人1ベッドが当たり前だったので、最初は衝撃を隠せませんでした。

個人的には超シンプルでも構わないのですが、強いて贅沢を言うなら冷蔵庫がほしかったです。でも、冷蔵庫がついている寮はたぶんパレのどこを探してもないと思います。英語学校の寮に来る前に1泊だけ数少ないパレのホテルに泊まったのですが、ホテルでさえ部屋に冷蔵庫はありませんでした。

寮のバスルーム

学校の寮では部屋と共用のバスルームを使うことができます。寝る部屋とバスルームという必要最低限の設備しかないので、寮と呼ぶのがちょっと怪しいですが…

バスルームはユニットバスとなっています。しかし、インドネシアのユニットバスはぼくらが想像しているものと大分違います。

これがインドネシアのユニットバスです。

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和式トイレの横に水を貯める水槽があるだけです。水槽は湯船ではないので、けして浸からないでください!トイレットペーパーはありません。用をたしたらオレンジ色の桶で水槽から水を汲み、流します。

便をしたら上手く水をつたわせ左手で直接洗います。ウォシュレットがある日本では信じられないですよね。でも、インドネシアではこうするのが当たり前です。

体を洗う時も同じように水槽の水を使います。着替えを置く場所がないので、上にあるフックにビニール袋を掛けその中に着替えを入れます。

シャワーなどはありませんし、温かいお湯もありません。インドネシアはそもそも年中暖かい気候なので、水を温めてまで体を洗う必要性を感じないみたいです。

パレ生活衝撃2 宗教の違い

インドネシアのほとんどの人がムスリム(イスラム教徒)です。ぼくが通っていた学校でも9.5割くらいはムスリムでした。ムスリムは日本ではあまり馴染がない宗教なので、彼らの宗教の決まりに驚かされることが多々ありました。

午前3時にお祈りをするために起床するルームメイト

イスラム教徒は1日に5回メッカに方角に向かってお祈りをします。「友達にご飯に行こう!」と誘った時に、「ちょっと待ってその前にお祈りさせてー」なんて風に言われることもありました。

それくらい1日5回のお祈りは彼らにとって当たり前です。1回のお祈りは長くても5分ほどで終わりますが、お祈りをする時間帯はある程度決まっています。

それ故に、ぼくのルームメイトは午前3時にアラームをセット、起床してお祈りをしていました。ルームメイトは当然ぼくのすぐ隣で寝ているので、ぼくも午前3時のアラームで必ず起こされます。最後の方には、体が慣れたせいか3時のアラームに全く反応しなくなりましたが、最初は真夜中に起こされる経験をしました。

年1回の断食期間ラマダン

イスラム教には、年1回の1ヶ月間断食期間があります。この期間をラマダンと呼ぶのですが、ぼくはちょうどラマダン真っただ中の時期にインドネシアに来てしまいました。このラマダン期間中イスラム教徒は午前3時から午後5時(日が沈むまで)は飲み物も食べ物も口にすることができません。

ぼくはもちろんムスリムではないので、いくら周りが何も口にしなくても食べたり飲んだりして大丈夫です。なんですが、人口のほとんどがムスリムなので、ラマダン期間中は昼間の飲食店のほとんどが閉まっていて、限られたお店しか利用できませんでした。

夜は盛大にお店がオープンするので楽しく友達とディナーにいくのですが、昼間だけはぼっち飯でした。もし、インドネシアに行くなら事前にその年のラマダン時期を調べて、ラマダン期間を避けて渡航することをおすすめします。

パレ生活衝撃3 食事

宗教の関係で食事のスタイルや食べるものにも大分違いがありました。

食事は素手で食べることもある

インドネシアにいる間はけっこうな回数素手で食事をすることがありました。レストランにいけばだいたいスプーンやフォークが置いてありますが、露店は素手で食べるのが基本でした。

イスラム教では右手を使って食べることが基本だそうです。左手が不浄とされているのはヒンズー教なので、ムスリムの友達をよく観察していると取り分けたり、食べ物を支えたりするために左手を使っていることがありました。口に運ぶときは必ず右手を使っていましたが。

ぼくも郷に入れば郷に従え、ということで食事スタイルは素手で食べることも多かったです。

※右側に置いてあるのは、手洗い用の水です。

※右側に置いてあるのは、手洗い用の水です。

甘い辛いの高低差が激しい

インドネシアというより、東南アジア全般に言えることなんですが、食べ物の味付けは極端に辛く、極端に甘いです。主食系はとにかく辛い!最初は強がって、友達と同じ辛さの物を注文していましたが、あまりの辛さに消化不良を起こして半日腹痛でダウンしたことがあります。それからは、お店の人にそこそこの辛さに調整してもらうようにしてました。

食べ物が辛いと思いきや、飲み物はとにかく甘い!お茶を頼んだら基本的に甘いお茶が出てきます。コンビニで売っているペットボトルのお茶ももともと砂糖が入った状態で売られています。インドネシア人にとっても辛い物は辛いらしく、そのために飲み物を甘くしているのだそう…

だったら、その中間の味付けのものをもっと考えてもいいのに…と思うのですが、この食文化の違いはかなり面白いです。

和風テイストのものはしばらく食べられないので、日本食が時たま恋しくなります。

アルコールは飲めない

ムスリムではアルコールは禁止されています。なので、基本的にアルコール飲料はコンビニ、スーパーマーケットに売っていません。

インドネシア友達に

「土曜の夜って日本だと何してる?」って質問されて、

「友達と飲みに行くよー」って答えたら、

「えっ!アルコール飲むの!!!??」と驚かれました。

それほど、彼らにはお酒を呑む習慣がありません。インドネシアのバリ島や観光地となっているところでは、お酒が売られているので、飲むことができますが99%インドネシア人のパレにはお酒は置いてませんでした。

それでもアルコールを飲みたいという方は、ギネスのノンアルなら置いてありましたよ。気分程度にアルコールを楽しむことしかできないのでご了承を。

まとめ

インドネシアは日本人からしてみれば、まさに異国です。生活習慣が大きく異なりますので、最初は順応するのが大変かもしれません。なので、神経質な方はインドネシアで1ヶ月以上生活するのはちょっと難しいかもしれません。

逆に、異文化体験だという風に捉えて楽しめる方にとっては、これほどまでに現地の生活に溶け込める機会はありません。個人的には、英語で世界中の人々とコミュニケーションをとっていくならムスリムについての異文化理解は必要不可欠になるはずなので、インドネシアでの英語留学は良い機会だと思います。

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