ホテルのフロント業務といえばまさにホテルの顔。
常にお客さんを迎え入れる準備をして緊張を保たなきゃいけない!
常に気の抜けなさそうな仕事…
というイメージがあるかもしれません。
が、私が働いてみて思ったのは意外と気を抜けるタイミングもラクしながら仕事することができました。
今回は、ホテルフロント業務でなぜ気楽に仕事ができるのか?実際の私の経験を含めてこれから仕事を検討している人に向けて業務内容についてお伝えしていきます。
リゾバのホテルフロントの仕事とは?
ホテルの顔として受付業務、館内・部屋の案内、また予約の受付・管理などを行います。
とても接客要素が高い仕事で、ホテルの顔でもあるので常に気配り、笑顔、丁寧な対応が求められます。
私が働いたホテルフロントは、その他に温泉施設利用の受付と売店のレジカウンターでもあったため簡単なレジ打ちなども行いました。
一般客サイドからしたら、チェックイン・アウトと予約の窓口業務のみのイメージかと思いますが、その他の仕事については1日の仕事の流れの中で紹介していきます。
リゾートバイトホテルフロントの1日
AM7:30 起床
出勤は8時からです。住み込みの寮とホテルは徒歩1分くらいしか離れていないので、出勤時間のギリギリまで眠ることができます。
フロントはホテルの顔。第一印象で人は7割方そういうふうに思い込むということで、身だしなみは念入りにチェックします。いつもは髪をセットしないのですが、フロント業務になってからは髪をセットするようにしました。
あとは、歯磨き。口臭対策も欠かせません。準備が整ったら出勤です。
AM8:00 出勤
8時前にタイムカードを押して出勤です。まず最初にその日のゲレンデの状況、リフトの稼働状況などをチェックします。フロントはお客さんからあらゆる質問をされるので、知り得ることは事前に全て確認します。
9時にチェックアウト。滞りなくチェックアウトを済ませるために、精算の準備をします。
AM9:00頃 チェックアウト
8時半くらいからチェックアウトのお客さんがぞろぞろと現れます。部屋に忘れ物がないかなどを確認して鍵を受け取り、精算します。
ホテルの宿泊は万単位での支払いになるので、明細を一つ一つ復唱し、間違いがないかをお客さんといっしょに確認します。精算を終えたら笑顔でお見送り…
なんて余裕はなく、なるべく待たせないためにどんどん会計処理をしていきます。
AM9:30
受付回りが落ち着いたころに事務処理をしていきます。ここからチェックインまではあたふたすることはありません。
事務処理は主に、宿泊者の顧客データ入力や翌日のチェックインの準備、ポップの作成、印刷、シュレッダーかけなどなどです。同じフロント業務の派遣仲間と雑談を交わしながらフロントで事務処理を行います。
日帰り温泉の受け付けは随時行っているので、常にフロントに常駐して接客しながら作業をする感じです。
PM12:00 お昼休憩
フロントはあまり中抜けシフトになりません。なので、
PM13:00 事務作業続き
PM17:00 チェックイン
チェックインの時間になりました。教宿泊するお客さんが次つぎに来ます。ホテルが山間地に位置するので、遅れる連絡の対応とチェックインの対応で分担されます。
チェックインの際は館内の説明をします。部屋の場所、食事の時間、場所、お風呂のことなどなどこんなに一方的にしゃべるのはなかなかありません。アナウンサーにでもなった気分です!
ここで今日の勤務は終了。ですが、せっかくなので終わりまでフロントの業務を書いていきます!
PM18:00 入館処理
チェックインしたらまたデータ入力です。入館処理を行います。それが終わったらまた事務作業へ。ここからの時間はお風呂に入るお客さんが多いので、ロッカーのカギを渡すなどしてお風呂受付を行います。
まぁ、ほとんど事務作業は手つかずになりますけどね。
PM22:00 閉館作業
館内の電気を消したり、お風呂を閉めたりします。閉め作業担当の人は、翌日の朝からシフトを組まされることが多いです。
その時は、ホテルの部屋で寝泊まりをします。相部屋中心の生活なので一人でいることができる貴重な時間です。
ホテルフロントのこんなとこがきついよ!
お客さんにクレーム処理が大変だった…
宿泊したお客さんがフロントすぐ横の売店で商品を購入するので、そのレジをぼくが行った時です。その時のお客さんは確か40代くらいのおじさんでした。
会計を終え、釣銭を渡しそれをポッケに入れ、商品を持ってレジを離れようとしたときに、不意に釣銭を多く渡したような気がして、お客さんを引き止めた時…
逆鱗に触れてしまいました。
これはあくまでも私が悪いのですが、「なんで渡す前にちゃんと確認しなかったの?!!」と激怒されました。
釣銭はすでにポッケに入れて他の元々入ってた小銭と混ざってて確かめようがないし、金勘定についてすごく細かい人のようで、また確かめようとすることが不快だ!と怒られました。
怒りは止まらず、30分くらい説教されました。平謝りしてなんとか事なきで終えましたが、これだけは大変な思いをしました。
ホテルフロントをやってよかったこと
暇な時間があり座れる!
接客業は常にお客さんから見られることを意識するので、姿勢よく立ち姿が基本です。
ただ、ホテルフロントはパソコンでの事務処理があるので、座って仕事することができます。
また、チェックイン・アウトのピークは概ね決まった時間なので、そこの時間が過ぎると仕事はかなりまったりモードになります。
大型の客室が100以上を越えるホテルは、常にお客さん対応に追われることとなりますが、小規模のホテルだとかなりまったり仕事をすることができます。
まとめ
リゾバのフロント業務は身体的に疲労を感じることはありません。しかし、常にホテルの顔として接客をするので精神的な疲れがきます。
それも、慣れてしまえばなんてことなくなるので私にとっては結構楽な業務なのかな~と思います。こうやって仕事をすべて終わらせればブログも書けますしね!(笑)
あとは、派遣先のホテルの規模によっても忙しさに変動はでると思います。今ぼくがいる派遣先は客室が40部屋ぐらいの割と小さなホテルです。
年末は忙しくなるらしいですが、平日は基本的に落ち着いていて暇です。
前回いたところは150以上の客室があったので本当に忙しい時は疲れると思います。フロントは体力仕事が苦手で接客ならできるという人に向いています。
ぜひぜひ参考になったら幸いです。
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