これから英語留学するというのに、その前の手続きで英語を使わなきゃいけないのはかなりしんどいですよね。特に海外へ行くことに馴染がない方は、留学前の手続きや現地への行き方、住居の決め方など不安なことだらけだと思います。
留学前に障壁があり過ぎて留学する気持ちが薄まってしまったら元も子もありません。ということで、タイのチェンマイで英語留学をする際に何をすべきかぼくの失敗談を含めまとめてみました。
タイ・チェンマイへの行き方
まずはバンコクの航空券を取る。日本からチェンマイへの直行便はありません。なので、まずは日本→バンコク行きの航空券を取ります。その日のうちにバンコクからチェンマイへ行きたい場合は、少なくとも17時以内にバンコクに到着する航空券を取った方がいいでしょう。
バンコクからチェンマイへの行き方
バンコクからチェンマイはけっこう遠いです。
その距離はおよそ700㎞。日本だと東京から岡山県くらいまでの距離に相当します。バンコクからチェンマイへの行き方は、3通りあります。
バス
バスは朝の時間帯と夜行バスが多いです。それぞれだいたい5~6本くらいは出ています。日中の時間だと1,2本くらいです。バスの車内は日本とあまり変わりません。観光用の大型バスです。
電車
電車は1等車から3等車までランクわけされています。1等車が個室、寝台でクーラー付き、価格は1500バーツ以上。以下、等級が低くなるほどに値段が下がり、設備の質も下がっていきます。電車も1日中通してだいたい7本ほど出ています。
詳しくは下記URLを参照してください。バスと列車の時間。バスターミナル電車の駅までの地図など詳細が載っています。
https://12go.asia/jp/travel/bangkok/chiang-mai
飛行機
飛行機はLion Air lineという日本でいう、LCCの航空会社を利用します。バンコクにはドムアン空港とスワンナプーム空港があり、Lion Air lineはドムアン空港発です。日本からAir Asiaに乗ってくればドムアン空港に着くので、徒歩でLion Air lineのチェックインカウンターに移動できます。
しかし、ジェットスターやタイ国際航空などを使ってバンコクにくるとスワンナプーム空港に着きます。スワンナプーム空港からドムアン空港は無料のシャトルバスが出ているのでそちらを利用してドムアン空港にくる必要があります。バンコクからチェンマイへの飛行機価格はだいたい1000~2000バーツくらいです。
バンコクからチェンマイへは結局何で行くのがおすすめなのか!?
個人的には、断然に飛行機です。その理由は、価格の割に早い時間で移動できるからです。バスや電車だとチェンマイへ行くのに10時間くらいかかります。
それに対し、飛行機は空港でのチェックインとかの時間を合わせても3時間。価格は、確かにバスの方が半額以上安いですが、安い航空券をとれれば日本円にて4000円以下で行くことも可能です。
飛行機だと、空港から現地タクシーを使わず乗り換えできるので、海外慣れしてない人にもおすすめです。
バンコクからチェンマイへ飛行機に乗る際に注意するべきこと
乗り換えの時間は2~3時間余裕を見た方がいいです。ぼくは事前にLion Air lineのチケットを取っていたのですが、大失敗しました。
バンコク到着からの乗り換え時間は1時間。日本のLCCの感覚もあり余裕をぶっこいていたんですが、入国審査、荷物の受け取りに手間取り、30分前にチェックインカウンターに行ったら、まさかの長蛇の列。事前に取ったチケット5000円が無駄になってしまいました。なので、その場でチケットを買い直すはめに。
Lion Air lineは1時間おきくらいの便があるせいか、すべての時間でチェックインを行っているようです。だからたぶんチェックインカウンターは、常に長蛇の列。
心配な方はちょっと割高になりますが、バンコクに着いた時にLion Air lineチェックインカウンター付近で直接チケットを購入するか、2~3時間の余裕を見てバンコク→チェンマイ行きのチケットを購入しておくことをおすすめします。
現地で直接買うと日本円にてだいたい5,6000円くらい。事前にネットで買うと3,4000円くらいです。Lion Air lineのチケット予約は英語表記なので、航空券比較サイトのスカイスキャナーからバンコク→チェンマイで検索するのが確実です。
チェンマイ空港へ着いたらすること
・タクシー代(and宿代)だけ換金
空港の換金レートは町と比べると低いので、宿に向かうタクシー代だけ換金した方がいいです。タクシーはチェンマイ市内にたくさん走っているソンテウという赤い乗り物に乗れればいいのですが、最初は慣れないと思うので、空港脇にある黄色と青のタクシーに乗ります。
価格は250バーツあれば十分です。町の銀行は10~19時くらいまでなので、19時以降に着いた場合は宿代も換金しておく必要があります。
・ニマンヘンミン通りの宿を予約
その日中か翌日中に英語学校と住居を決めてしまうためにも、ニマンヘンミン通り当たりの宿に1,2泊の予約をします。英語学校やコンドミニアムがあるのもこの地域です。翌日からスムーズに行動するためにも赤く囲ったあたりで宿泊するのがベストです。
探せば1泊300円代の4~6人ドミトリーのゲストハウスがあります。個室希望ならば、クイーンサイズのベッドのホテルも1500円くらいで泊まれます。
宿探しは、agodaを使うのが一番いいです。他の宿泊予約サイトBooking.comなども使ってみたのですが、agodaの方が検索しやすく、特別割引もあり、総合的にいいような気がします。
チェンマイで1泊した翌日にすること
英語学校を回り、雰囲気を確かめる
英語学校でプレテストと説明を受け、学校の雰囲気なども確かめてみてください。まずは住居探しよりも先に、学校を決めてしまった方がいいです。特に、ぼくも行ったNESに行く場合はチェンマイに数校あるので、プレテストの結果によって通う学校が決まります。
住居を決めた後で英語学校へ行ったら毎日タクシーを使わなきゃ行けない距離になってしまったなんてなったらもったいない!必ず英語学校に申し込みをしてから住居探しを始めるようにしてください。
学校に通いやすいところでコンドミニアム(アパート)を借りる
コンドミニアム(アパート)は不動産会社に行くか、直接アパートの管理人に借りたい主旨を伝えます。チェンマイに唯一ある不動産会社は日本語対応もできるので、安心ですが仲介している分直接オーナーに交渉するより500バーツくらい割高です。
一方、外観から気に入ったアパートがあったら管理人に話しかけて直接交渉するのもありです。大概は管理人がオーナーにその場で電話をかけて色々案内してくれます。コンドミニアムの借り方など詳しいことについては、コンドミニアムとゲストハウス滞在どちらがお得か?で詳しく解説しているので参照してください。
その他日本を出発する前にやるべきこと
・海外からでも引き出せる銀行口座つくり
・キャッシング利用できるクレジットカードをつくる
・海外保険に入る
まとめ
チェンマイは治安も良く、特に心配することもないのですが、その地に慣れるのに2~3日はかかると思います。旅慣れていない方は特に最初はちょっと割高にお金を払ってでも確実な手段を選んだ方がいいと思います。ぼくみたいに航空券を無駄にしてしまって結果的に多く払うはめにならないようにも…とほほほほ
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