怖い話のネタバレ考察&あらすじまとめ|リゾートバイトの怪談は作り話である説を調べてみた

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リゾートバイトの怖い話を考察しました!さやだんごです。

ネット検索するとよく出てくるリゾートバイトの怪談話ですが、

リゾバ経験者からするとよく出来た作り話だな~と思いました。

実際のリゾバでは心霊現象やホラー体験はないのでご安心を。(てか、民宿っていうシチュエーションがそもそもレア)

ただ、この幽霊が出るような恐怖体験は昔の実話なのでは?!

と気になる人もいると思うので信憑性の有無を調べてみました。

この記事でわかること
・1分で読める怖い話のあらすじ
・作り話であることについての考察結果

恐怖のリゾートバイト(あらすじ)

※このあらすじは本編の【洒落怖】洒落にならない怖い話『リゾートバイト』を元にしています。

主人公は、三人組の若者(男)。

彼らは大学の休みを利用して海辺にある小さな民宿でリゾートバイトをすることになる。

民宿は、女将さん、その旦那さん、地元のバイトの子の3人で切り盛りする小さな宿。

宿は2階建てだが、なぜか1階しか使われていないようだった。

1週間が経つ頃、女将さんがひっそりとご飯を2階に運ぶ様子を目撃。

「使われていないはずの2階へなぜ…???」

男3人組は興味本位から2階に行ってみることに。

2階にあったもの…腐った残飯と大量のお札が打ち付けられた扉…

そこは踏み入れてはいけない場所だった。

「ガリガリガリガリ」と爪で壁を引っ掻く音に、

「ひゅっひゅー…ひゅー」とこの世の生き物とは思えない呼吸音。

そして、複数人の謎の人影。

異常を感じて2階から降りるも、その後も何かに付きまとわれるような怪奇現象を感じるように。

命の危機を感じ民宿でのリゾートバイトを辞め帰ろうとすると

民宿の旦那に呼び止められ、

特別なお祓いでないと怪奇現象はなくならないことを知る

言われるがままに、お祓いができるお坊さんの元へ。

お坊さん曰く若者(男)3人組は呪われているらしく

このままだと「何者かに魂を持って行かれてしまう」そう…

呪いの解除の儀式を”おんどう”という寺で行う

”おんどう”は特殊な結界を貼った寺で、その中で一晩過ごすことに。

お坊さんからは、

「絶対に一言も話すことなくじっと過ごすようにしてください。」

と告げられる。

おんどうに入ってから、怪奇現象はさらにエスカレート。

3人組の身に異常なまでの恐怖が降りかかるものの、

お坊さんの決まりを守り”おんどう”で一晩を乗り越える。

呪いは無事解除され、

なぜ呪われてしまったのかお坊さんから説明を受ける。

【要約】リゾートバイト真相編

この地には古くから伝わる伝承があった。

それは、海辺で子が波にさらわれ行方不明(死亡)の母親が

臍の緒を利用し、亡くなった我が子の魂をこの世に呼び戻す

という儀式だった。

呼び寄せてはいけないモノを呼ぶ”臍の緒の儀式”

儀式を行い、成功させ、

「子が還ってきた」と喜ぶ母親が抱きかかえる子は、

この世の物とは思えない怪物。

村人はそれ以来その母親に一切関りを持たなかったが、

程なくして海辺に首から下が食いちぎられたような母親が発見された。

首だけの母親の顔は安らかな微笑みを浮かべていたらしい…

民宿の女将さんと今回の儀式について

実は民宿の女将さんと旦那さんには昔子がいたらしく、

2階に貼られた大量の札とご飯を運ぶ行為は、

伝承されていた儀式そのものだった。

さらに、若者3人組を採用したのも、

我が子の魂が若者三人に取り付かせるため。

そして、姿は違うけれどもまた我が子と暮らしたい。

という女将さんの我が子を取り戻したい欲望からであった。

女将さんにも呪いが降りかかっていた

真実を知った3人は女将に問いただそうとするものの…

全身を縛られてもなお床を跳ねるようにのたうち回る女将さんがいた。

お坊さん曰く「何者かに取憑かれ、昨晩からもお祓いも効果がなくずっとこの状態だそう」

伝承されている儀式との手順が僅かに違ったらしく、当然女将さんはまともに話せることはできなかった。

若者3人組は無事を得て帰路につくものの、この恐怖体験は一生もののトラウマとなった。

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あらすじおわり。

考察|作り話とわかるポイント(※実話ではない)

かなり要約しましたが、これだけでも十分怖さが伝わってくる話ですよね。

さて、これが本当にあった怖い話なのか?

色々調べてみた結果、巧妙な作り話であることがわかりました。

作り話である考察↓

起承転結がしっかりしていて、きれいに話が終わっています。
出来過ぎてますから、つくり話だと思います。
呪術を掛ける側、呪いを掛けられる側、解き方を熟知している霊能者、の立ち位置が実にすっきりと解かり易い。
本当に体験したなら、禍々しい出来事は逆にうかうかと他人には話せないのではないでしょうか。

偶然乗り合わせた運転手に助言をしてもらったことといい、素人がここまで謎の解明にたどり着けるものでしょうか?
地元のタクシー運転手なら、良くない噂を流せば観光客が減って収入に響くと考えるでしょうから、土地の因縁話を部外者には漏らさないはずです。

しかし、何かしらの元ネタになるものがなければここまですっきりとまとめられないと思います。
さまざまな土地の、色々な噂話の縦糸横糸をつむいで、ひとつの話を創作したものでしょう。
引用元:ヤフー知恵袋の回答より

さらには色んなストーリーを混ぜたものであるとも

元ネタは小松左京原作「くだんのはは」
他、八尺様やコトリバコ等の伝承を混ぜた創作と推定されます。
引用元:ヤフー知恵袋の回答より

実際に調べると、「臍の緒」のくだりは

陸・海が鬼子母神を生んだ」という短編小説から話を丸々持ってきているようです。

ということで、リゾートバイトの怖い話怪談は実話の信憑性が薄いことがわかりました。

長い本編を読むとキャラのすみ分けや心情描写が細かいので、

小説家または小説家を志す人が書いたのかもしれませんね。

これからリゾートバイトをしようと考えている人は、

リアルなリゾバの実体験も合わせて読んでみてください。

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