こんにちは、さやだんごです!
新卒を捨ててワーホリに行くことはその後の人生にどれだけ影響を及ぼすのか?
特に就職面において心配になっていませんか?
3年前の私も1ヵ月くらい悩んでいました。
でも、すべてを経験をした今だから言えますが、迷ってるなら絶対ワーホリ行くべきです!
現社会人である私の意見が、あなたの悩みをちょっぴり解消させるはず。
- 大学卒業後→フリーター・ひたすらワーホリ資金を貯める
- その9ヵ月後→渡豪・現地で1年ワーホリする
- 24歳で帰国→就職・中小の転職エージェント事務
- 25歳で転職→従業員数100名以下商社の派遣営業事務
- 今ここ!→派遣から正社員登用(海外仕入れ&Web販売担当)
- 私のスペック:Fラン四大卒のド文系人材。学生頃は、バイトしては海外旅行に全額つぎ込み、実家暮らしなので食べるに困らずの温室育ち。リクルートスーツの群衆に加わった時に違和感を覚え就活を辞める。
- ワーホリした理由:「海外生活してみたい」ただそれだけ。
新卒ワーホリに帰国後でも就職先は絶対に見つかる!
まず、安心してください!就職できないなんてことは99%ないです!(1%は自身の努力)
現在は少子化が進んでいて年々人材不足が問題となっています。
その証拠に大卒求人倍率は1.88倍(2019年リクルートワークス調査結果)
求人数よりも人手が足りない状況です。
企業もスキルと同じくらい「若さ」を重視します。
ワーホリから帰国して1年経ったとしても23歳。まだまだその若さを欲する企業はたくさんあります。
私は、フリーターしてワーホリに行ったので2年のブランクがありました。
しかし、当時の私でさえも選ばれるというよりも企業を選ぶ感覚で就活してました。
大手企業や有名外資への就職は難しいのが現実
就職先は絶対に見つかるのですが、従業員が1000名以上を越える中堅・大手企業になると新卒ワーホリ組の就職ハードルは格段に高くなります。
なぜなら、その年の新卒と競争しなくてならないからです。
従業員1000名以上の求人倍率を見ると一目瞭然。
出典:リクルートワークス研究所(第35回 ワークス大卒求人倍率調査より)
- 従業員1000名未満求人倍率:3.97倍
- 従業員1000名以上求人倍率:0.70倍
大手企業の1つのポジションに対して約3人に2人しか就職できません。
こうなると企業から選ばれる側になってしまうため難易度は一気に上がります。
語学スキルがあってもあまり意味がない
じゃ、TOEIC800点以上で英語のコミュニケーションもバッチリ取れば戦えるのか?
ぶっちゃけそれでも難しいです。
正直、大企業の就職を目指す新卒はエリートがたくさんいます。
大企業の語学スキルが活かせる求人にエントリーしようものなら、語学留学ではなく交換留学で英語で学問を学んできたピチピチの新卒がライバルになります。
かたや、卒業後ワーホリという1年のブランクがある履歴書を並べた時にどっちを優先して面接したいか?
若くて、ブランクがなく、在学中にチャレンジしている新卒が選ばれます。
私も新卒枠で大企業を中心にエントリーシートを作って応募しましたが、8社中面接に進めたのは1社のみ。
面接にこぎつけた1社も同じグループ面接でICUとか東京外語とか名乗ってる新卒の子ばっかで、撃沈しました。
新卒ワーホリするなら、中堅・中小への就職は全然できるが、大手・外資への就職ハードルは難しくなることを覚悟しておいてください。
私も最初の就活はどうしても大手が絶対だったのですが…私は今、従業員80名ほどの無名商社で働いていますが、みんな定時上がり、賞与は年間平均4ヵ月分と並み以上の職場であると思ってます。
面接はどの企業もしっかり見てくる
大手・中小かかわらず面接がいい加減だと全く内定はもらえません。
・ワーホリ=ブランク期間として捉える
・ワーホリについて、なぜその決断をして、どのように過ごしたのか
ワーホリする中で就活のアピール材料は作れるのか?
私の結論:作れなかった
というよりも、AUSでただ生きるだけで必死だったから頭が回りませんでした。
もちろん、ワーホリする前はものすごく就活も意識して何を成し遂げてやろう!とか考えてましたよ。
帰国後の就活が不安でしたもん。
けど、そんな考えを張り巡らせる以上にワーホリで自活するって大変だし、楽しくもありました。
帰国後の面接はなんて言ってた?
ワーホリに行く前と行った後の考え方の違いを中心に話しました。
帰国後を振りかえってオーストラリアで残した華々しい実績なんて1つもありません。
ただ生活を安定させ、ちょっとの余裕で異文化交流するためにバイトをしてたくらいです。
でも、大学卒業後から帰国まで「生きるのって大変なんだな~」ってことは身に染みて理解しました。
大学卒業まで実家暮らし、ゆる~くバイトして貯めたお金を海外旅行に全額つぎ込み、遊び帰ってきてはバイトの繰り返し。実家なのでお金なくても食べるのに困らない。
でも、卒業後は生活費も全部自分で賄い、その中からワーホリに行くための資金を作る。
そして、ワーホリでも頼れるのは自分で稼いだ収入のみ。
この社会で生きるのってお金がいるし、意外と大変、甘い考えでワーホリの決断をしたことを反省している気持ちもある。ってことを順序立てて話してました。
これを面接官に合わせて、端折って伝えたり、じっくり伝えたりすればだいたい好感は持ってくれました。
その業界に対する志望動機だったら、興味がある分野だから長く続けられそう!くらいに言えばOK。
とにかく、ワーホリしたことに対する考えはちゃんと言えるように整理すべきです。
語学スキルがあるのは当たり前!
のアピールはよほどの本気度がない限り落ちる典型回答です。
英語のスキルを高めたいからワーホリもOKです。ただ、面接の場だとNGです。
正直、ワーホリに行ったんだから英語力が高くなっているのは当たり前でしょ!って人事は思ってます。
最低でも帰国後にTOEICを受けて700点以上のスコアが履歴書にかかれた状態が普通です。
むしろ、英語ができないまま帰っての面接でいくら立派な考え方を述べても履歴書見て英語資格なかったら
って思われる可能性が高いです。
英語力は日々の積み重ねが重要で今からでもすぐに勉強できるので、すぐ始めましょう。
ワーホリで新卒カードを捨てるのはもったいない!休学しよう!
休学できる猶予があるうちにこの記事を見たあなたは大学卒業してワーホリではなくて、休学して卒業を遅らせましょう。
大手企業就職への新卒カードを残せるチャンスです。
不思議なもので履歴書上でチェックするのを卒業年度で見ている会社もあります。
よくよく考えたら、休学してワーホリも卒業後してワーホリもやってることは変わりません。
でも、特に大手は膨大な履歴書をさばくために新卒と既卒の基準を卒業年度で線引することは大いにあります。
休学は各大学によってかかる費用が違いますが、大手就職も視野に入れる場合は休学を上手く利用しましょう。(もちろん、面接に進んだらワーホリ突っ込まれるので対策が必要)
就職してからワーホリに行くのはどうなの?
まずは就職したら?って意見もあると思います。
でも、就職したとしてその後ワーホリして転職だと不利になるのではないか?
その場合は、
or
マネジメントするリーダー職を経験する
どちらかが達成できれば就職→ワーホリ→転職
でも、年収のレベルを落とさず良い転職先が見つかる可能性が高いです。
中途半端に退職して、ワーホリして転職となると、
自分の強みがなく年だけ重ねるため新卒よりもグレードの低い求人で就活しなくてはいけなくなる可能性が高いです。
就職して専門的なスキルを付けきる自信がなければ、今すぐにワーホリして就職した方がマシだと思います。
最後に「迷っているならワーホリに行くべき」
経験者である私が偉そうに言うのも難ですが、迷ってるなら行っちゃった方がいいです!
冒頭でもお伝えした通り、ワーホリする動機がどんなに些細なことでも良いと思います。
なぜなら、
「やりたいことをしないと、さらなるやりたいことが見つからないからです」
どういうことかと言うと、
「海外生活したい」が今のやりたいことであれば、それを実際にしなければそれ以上にやりたいことは現状見つからないからです。
海外生活したら今までにない価値観や考えを吸収します。
もしかしたら、海外生活する中で帰国して就活するよりも良い生き方が見つかるかもしれません。
→帰国しないで彼とずっと暮らせるように人生を歩むようになる
また、今ワーホリしたいという希望は、行ってみて実はやりたいことじゃなかった!ってなるかもしれません。
それはそれで早く帰国して、就活するなり何か別のことをした方がいいです。
私もワーホリに行って初めて目標が見えてきた
ワーホリに行ってカツカツの生活は楽しいけどずっと続けられない。
→日本で就職して確かな自立力と経済力を身につけたい
→そして、働きながら色んな国に行く生活をしたい
世の中には、先のことが読めて行動できるタイプの人もいますが、
私は行動して実感しないとわからない質の人間です。
それでいいと思いますし、今までに後悔はありません!
就活を意識したワーホリって…ものすごくつまらなくなりますから。
できる限り自分の置かれている立場を整理して、最良の選択をすることは大切ですが、最終的には潔く決断して前に進んでいきましょう。