フィリピン留学よりも格安で英語を学べるところが知りたい!
安いと言われるフィリピン留学でも、その相場は1ヵ月で25万円。
払えなくもない費用ですが、もう少し工夫すれば費用を抑えられるんじゃ…?
そんなことを考えいろいろと調べてみると
タイ・チェンマイが英語留学におすすめと出てきたので実際に行ってきました。
私が1ヵ月にかかった費用や実際に英語は学べたのか?タイ・チェンマイに滞在する魅力など
余すことなくお伝えしていきます。
1ヵ月のタイ英語留学でかかった費用
最初に気になるであろう費用からサクッと公開しちゃいます!
学校の費用・・・6万円
現地での生活費・・・4万5000円
航空券代・・・7万円
計・・・17万5000円
航空券代を差し引けば、1ヵ月に10万円あれば英語を勉強しながら十分な滞在ができます。
しかも、節約してではなく普通に過ごした場合です!
フィリピン留学をはるかに下回る金額で滞在できました。
ネイティブスピーカーだらけのチェンマイ
タイの首都はバンコクですが、チェンマイはバンコクに次ぐ第2の都市です。
高層ビルが立ち並ぶバンコクの街並みとは真逆で寺院や歴史的な建造物があり落ち着いた雰囲気の街。
おしゃれなカフェも多く過ごしやすさ抜群のため、西欧人のロングステイやセミリタイア先として人気の土地なのです!
チェンマイにあるおすすめ英語学校
ネイティブスピーカーが多いこともあり、チェンマイには大小含め多くの英語学校があります。
現地人向けの学校だったり、子ども専用の学校だったり、と様々ありますが
私がおすすめするネイティブの講師がいた学校を紹介していきます。
Brithish Coucil
こちらの学校はチェンマイの中心地から離れた場所に位置する学校です。
どうやらこの学校は日本にもあるらしく、世界チェーンの英語学校のようです。日本のHPを見ればわかりますが、質もものすごく高そうです。
https://www.britishcouncil.jp/
タイのチェンマイ料金は90時間で20500バーツ。一バーツ=約3.2円なので、90時間のコースで6万5600円くらいです。
ちなみに日本のBrithish Coucilは同じ90時間のコースで30万円!!!タイだと同じ内容の授業が1/5の価格で受講することができます。
いいな!と思ったんですが、立地があまりよくありません。
徒歩圏内に滞在できそうなコンドミニアムもなさそうだし、ご飯を食べるにも歩くのにはちょっと遠い…
それでも、授業の質、講師の質にこだわるならここがおすすめだと思います。
YMCA Language school Changmai
YMCAはキリスト教青年会で、世界的に広がる公益財団法人です。
日本にもいくつか支部があり、英会話クラスのみならず、スポーツやキャンプなど、幼児からお年寄りまでさまざまなプログラムを提供しているそうです。
クリスチャンでなければ、施設やサービスを利用できないということはありません。
タイのチェンマイでは、タイ語教室と英語教室がありました。
英語教室の価格は20時間2900バーツ(約9000円)。
チェンマイの英語学校の中では最安値!ネイティブ講師の5人以上のグループレッスンです。
ちなみに、日本のYMCAで同じ時間英語教室を受講すると6万6000円以上するみたいです。
平日にいると人気がなくやっているのかな??という雰囲気を醸し出していますが、ここはちゃんと運営していました。
どうやら平日に開講しているのは大人のコースだけらしく、生徒があまりいなければ平日はかなり静か。
土日は現地の子どもたちが英語を学びに来るらしく、平日では想像できないほど騒がしいらしいです。
私は基本的に平日の月~金に授業を受けていたので賑やかなYMCAを見ることはありませんでした。
NES Language school
ネットで検索してみると、現在はチェンマイのみで展開している語学学校のようです。チェンマイ市内に4校あります。
NESでは英語とタイ語を学ぶことができます。
英語はネイティブ講師のみ。価格は20時間、3000バーツ。
この学校はYMCAみたく公益法人ではない割には、かなり安いです。教室も割かしきれいです。
実際にYMCAとNESでダブルスクールしてみた
当初は、NESのグループレッスンだけ受けていました。
ただ、受けるたびにもっと英語力を向上させたいなと思い、YMCAでプライベートレッスンも受講することに。
YMCAのプライベートレッスンですが、ネイティブ講師で20時間、約1万バーツ。
1時間あたり、日本円にすると1時間1600円。
日本でネイティブ講師とFace to Faceで1時間プライベートレッスンをするとなると安くても5000円くらい。
そう考えるとものすごくお得です。
さらに、NESとYMCAはタクシーを使わなくても行ける距離にあります。
通いやすさや生活のしやすさを考慮してもNESとYMCAのダブルスクールが一番得策だと思いました。
アポなしで申し込み!
NESとYMCAは、現地にて当日申し込みできます。
特にNESはグループレッスンなので、最初にレベル分けテストを行いました。
テストが終わったら「明日から参加できるけど、どうする?」と聞かれるくらいです。
支払いの確認が済んで、テストしたら、すぐ通学OK。
けっこうラフにいけましたよ。
授業はどんな感じ?
まずは、YMCAのプライベートレッスン
講師はイングランド出身のおじいちゃん先生John。
プライベートレッスンの教室はこんな感じです。
ただっぴろい!笑 グループレッスンで使う教室を2人で使います。
最初は少々抵抗がありましたが、授業が始まると会話に夢中でそんなこと全然気になりません。
教室にはもちろんエアコンが完備されています。
外の気温は日中40℃くらいあるので、ないとあるのとでは全然違います。
授業は基本的には、テキストに沿って行っていきます。
ですが、プライベートレッスンなので、別にテキスト通りに進める必要もありません。
初回の授業の時に、
「テキスト通りにやるけど、きみが勉強したいように合わせるよ!気軽に言って!」
という風に言ってくれました。
そして、テキストの最初のページからスタート…
ユニット1 自己紹介
Hello, I’m John. Nice to meet you.
I’m Tom. Nice to meet you too!!
…
か、簡単すぎる!!!
ということで、関係代名詞をテーマとした章に移動。
私の英語レベルに合わせて勉強しています。
プライベートレッスンの何よりもいいところは自分が積極的にしゃべらなければ授業が進行していかないというところ。
グループレッスンみたいに黙っていて終わることはありえません。
どうしても、英語を鍛えなきゃいけないという方は逃げ道のないプライベートレッスンがおすすめです。
NESのグループレッスンはどんな感じ?
最初の振り分けテストで私は上から2番目のレベル。(4段階になってました)
授業は先生によってちょっとずつ異なります。
私のクラスは1日1テーマのディスカッション形式であることが大半です。
テーマが「食べ物」だったら、先生があらゆる角度から食べ物に関する質問をします。
「日本だったらどこの国の食べ物が一番だと思うか?」
などの質問に対してディスカッションをしていきます。
授業はかな~り自由度が高いです。
故にあまり積極的にならなけれれば、2,3語しかしゃべらず終わってしまうこともあります。
NESの講師について
ネイティブ講師のジャック先生
イングランド出身。10年前から英語の講師をやっているのだそう。自称元不良。
酒を飲むと闘争精神が芽生えるから、今はまったく酒を飲まないらしい。
元NES生徒のタイ人フィアンセがいる。
なんでも、そのタイ人彼女の家はかなりの金持ちらしく、彼女のお母さんにトヨタの新車を現金一括で買ってもらったんだとか。
見事に逆玉の輿をもぎ取ったラッキーティーチャー。
この他にも30代のヨーロッパ人男性中心に講師の方が多かったです。
NESにはどんな人が通っているの?
グループレッスンはだいたい5~8人であることがほとんどです。
割合は中国8割、韓国1割、日本1割と中国人の割合が圧倒的に多いです。
地理上で見ても確かに中国とタイは近い位置にありました。
(近いと言っても中国は広いので、南の方に住んでいる人に限ってですが。)
なので、授業の途中で1人の中国人が英語を聴き取れなかったら、
仲間が中国語で訳し始めるので、中国語が飛び交ったりしてました。
タイの学生ビザを取得できる学校はNES
2ヵ月以内の滞在ならば、学生ビザなしでも大丈夫なのですが、
2ヵ月以上のタイ英語留学を考えている場合は、学生ビザを発行してくれる学校を選ぶのが手っ取り早いです。
タイの学生ビザは語学を学べるすべての学校が発行できるわけではありません。
国の許可をもらっている学校しか発行できないようです。
私が得た情報の中では唯一NESが学生ビザ発行可能な学校でした。
・90日の滞在ごとに1900バーツ(6000円くらい)を払わなければならない。
・6か月間に200時間、または、1年間で400時間の授業を受けなければタイのstudent visaは受け取れない
・申請方法は、英語学校にパスポートと3×4㎝の証明写真を持っていけばOK
以上の3つを満たせばタイでの学生ビザの取得は問題ありません。
事前に日本のタイ大使館に行って申請とかもする必要はありません。
また、タイにおける学生ビザ取得条件は国で決められたものなので、どこの学校も条件はいっしょです。
チェンマイでかかる生活費
英語学校の費用も格安でありながら、チェンマイの生活費もとても格安です!
コンドミニアム(3週間)・・・2万円
ゲストハウス(1週間)・・・5600円
食費・・・15000円
娯楽・・・5000円
計・・・4万5000円
長期滞在する場合はコンドミニアムを借りるべき
日本でいう賃貸アパートのことをチェンマイでは一般的にコンドミニアムと現地の人たちは言っています。
私も実際に3週間ちょいコンドミニアムで生活したのですが、非常に快適でした。
月々7,8000バーツで借りることのできるコンドミニアムの内装はこんな感じです。
一人暮らしするには十分な広さ。
そして、キッチンにデカいテレビ、きれいなトイレ、暑いタイには欠かせないクーラーと設備も万全です。
このクオリティで月々日本円にて2万円ちょっとなので、かなり驚きです。
チェンマイでのコンドミニアム物件の探し方
日本語で検索すると確かにコンドミニアムの情報が出てくるのですが、
日本から事前に申し込むと値段の割に部屋の質は低いものがほとんどです。
なので、私は現地についてから物件探しをおすすめします。現地での物件の探し方は2通りあります。
不動産会社に行く
ひとつめがコンドミニアムの賃貸を仲介している不動産会社へ行きます。
おすすめのお店は、HASUのHANAという日本語対応可能なお店です。
というか、日本人向けのコンドミニアム賃貸業者は聞いた話によるとチェンマイにここしかありません。
私が行った時は、英語が話せるタイ人が内見までを担当してくれました。
実際の契約書を交わすときには日本人と思われる方が丁寧にいろいろと日本語で説明してくれました。
物件はその時々によると思いますが、ぼくが行ったときは最安値でひと月7500バーツの物件から紹介可能でした。
土日、祝日はお休みっぽく、平日も9~17時営業なのですが、空いていないこともあるので、余裕を持って行った方がいいです。
日本語対応しているので、語学に自信がない方はHASUのHANAに行くことをおすすめします。
コンドミニアムの管理人に話しかける
不動産会社に行く以外にはコンドミニアムっぽいところに現在空室があるか?を片っ端に聞いて回ることです。
時々タイ語しかしゃべれないタイ人管理人もいたりします。
確実なのは、看板が出ているところやcondominiumまたは、condoと書いてある看板の物件にあたってみることです。
そういった物件は外国人が借りることを想定しているので、管理人は英語を話せます。
仲介業者を通さないので、直接交渉した方が同じクオリティの部屋でも500バーツくらい安かったり、光熱費を下げる交渉がしやすいです。
場所によっては、月6000バーツ以下の格安物件を見つけることも可能です。
コンドミニアムもHASUのHANAがある周辺にたくさんあります。
交渉に自信のある方は、歩き回っていろいろ探してみてはいかかでしょうか。
コンドミニアムを借りる際の注意点
デポジットがちょっと厄介です。日本でいう敷金のことです。
デポジットは最初に1ヶ月の家賃といっしょに渡します。
その額は1ヶ月の家賃分というところがほとんどです。
つまり、最初に1ヶ月の家賃が7500バーツだとしたら、7500+7500(デジポット)=1万5000を払うことになります。
で、返金は退居した時です。
もし、帰国日が8月1日で退居日を7月31日にしていたとしたら、1日で7500バーツ使わなければいけません。
チェンマイからバンコクの交通費に当てたとしても5000バーツあまります。
バンコクで豪遊するのも悪くないですが、出費を最小限に抑えたい方もいるはず。
交渉によっては家賃の3分の1のデジポットでOKというところもあるので、
交渉してデジポット額を下げるか、帰国日の1週間前くらいに退居日を設定して観光費用に当てるなど工夫が必要です。
チェンマイの食事は美味しい!!
食事は美味しくて安いです!
私が特にハマってたのは、カオソーイとカオマンガイです。
ココナッツミルクミルク入りの甘辛いラーメン的な食べ物。
1日の食費はすべて外食で高くても500円に抑えられます!
まとめ
英語学校が意外とあるといっても、英語留学で有名なフィリピンほど多種多様な学校があるわけではありません。
チェンマイで英語留学をするなら上記にあげた学校に限られると思います。
英語力upはフィリピンの英語合宿とは違い、自分次第なところがあります。
でも、個人的には、ゆったり過ごせて、ゆる~く英語も勉強できるので、タイのチェンマイに来てよかったと思います。
海外で英語留学を比較する際はぜひ参考にしてみてください。