スノボ経験なし!雪山での生活経験なし!でスキー場バイトに突撃した女こと、さやだんごです。
私のスキー歴は中学生時代に泊まり込みで2日間やったくらいの、ほぼ滑れない初心者。
そんな私ですが、今までスキー場の住み込みバイトを2回して次3回目に行こうとしてます。(ドハマり中!)
スキー場バイトは遊べる!楽しい!と評判ですが行ったことない人は、
慣れない土地、住み込み、周りの人間関係など不安なこともあるかと思います。
私も最初はそうでした…
スキー場バイトに初めて行くあなたのために、仕事内容、滑れるのか?寮生活、給料など私の体験談を紹介します。
では、いきます!
スキー場バイトの特徴(私の体験談)
スキー場バイトは、スキー場や周辺のホテルや旅館で住み込みでアルバイトをします。
- 寮費、食費が0円
- リフト券が無料!滑り放題
- 週5日、8hのフルタイム勤務なので稼げる
実際の勤務条件はこんな感じです。
- 職種:スキー場のレンタル係
- 時給:1000円
- 勤務日数:20~22日(週休2日)
- 寮費:無料
- 食事:昼と夜の2食支給
- 特典:リフト券無料、スキーウェア・ボード・スキー板のレンタル無料
1日フリーパスのリフト券&ウェアレンタルすると…
1万円/日とかしますから
これが数か月間、無料になるのでかなりコスパよいですよね。
期間は、短期1週間から長期半年まで様々!
ゲレンデがオープンしている11月中旬~4月下旬くらい。
1シーズン最長で約半年間スキー場でバイトすることができます。
もちろん人によって短期間の求人にも応募可能です。
- 短期:年末年始の1週間のみ
- 1ヵ月:冬休み、春休みのみ
- 中期:2~3ヵ月間
- 長期:ゲレンデオープンからクローズまで
働ける期間が限られていても探せば求人は見つかりますよ。
標高が高く雪がたくさんある場所は、約半年くらいオープンしてます。でも、標高が低く雪が早くなくなるところだと、12月~3月までとゲレンデのオープン期間も短いです。
スキー場バイトの仕事内容
スキー経験ゼロの私でもできる仕事はたくさんありました。
リフトスタッフ
リフトに乗るお客さんの誘導や補助をする仕事です。
「この線でストップしてくださーい。」
「はい。どうぞー!」とする簡単そうなやつです。
雪が降っているときは、乗り場のまわりを雪かきしたりするので、
力仕事な部分もあります。比率的に男の子が多いです。
リフト券販売
リフト券の購入手続きをカウンターで行う仕事です。
お金のやり取りはありますが、金額は一律のところがほとんどなので難しいことはありません。
笑顔で接客できればOKです。
室内で座って行うので女性比率が高いです。
レンタル係
スキーウェアやブーツ、スキー板、スノーボードをレンタル窓口です。(私が経験しました。)
基本的にその人のサイズに応じて提供できれば問題ないです。
時間に余裕があるときはちびっ子のブーツを履かせる補助とかもしてました。
インフォメーション
お客さんの困りごとを聞いて適切な情報を提供するところです。
最低でもスキー施設全体の案内はできないといけません。
これもアルバイトでできるのですが初めての子は最初に覚えることが多く大変そうでした。
インストラクター
スキーを教える人です。スキー場が定期的にひらく教室や修学旅行生を教えたりします。
30~40代の方がやっていましたが、中にはスキーが上手い大学生の子もやっていたりしました。
パトロール
スキー場内で危険がないように常に巡回している人です。
衝突して捻挫してしまった人に救護を呼んだり、立ち入り禁止区域に行かないよう見張ったりします。
どんな場所も滑れる上級者しかなれませんが、ずっと滑ってられるので好きな人にはたまらない仕事です。
ゲレンデレストラン
調理、料理提供、オーダー取り、普通のレストランホールと変わりません。
スキー・スノボを滑る時間はあるのか?1日のシフト例
「通し勤務」or「中抜け勤務」の仕事をするかで滑れる時間が変ります。
まずは、通し勤務の1日スケジュールを見てみると…
時間 | 通し勤務 |
8:00 | 勤務開始 |
↓ | |
13:00 | お昼&休憩 |
14:00 | 午後勤務 |
↓ | |
17:00 | 勤務終了 |
18:00 | 滑る!!! |
21:00 | 夕飯 |
通し勤務はゲレンデ内の仕事(さきほど紹介した、リフトやレンタル係など)です。
早番であれば仕事後、遅番は仕事前にだいたい毎日3時間滑ることができました。
次に、中抜け勤務を見てみましょう↓
時間 | 中抜け勤務 |
7:00 | 朝勤務開始 |
↓ | |
10:30 | 朝勤務終了 |
11:00 | お昼&休憩 |
(中抜け 休憩) | 滑る!!! |
16:00 | 夜勤務開始 |
↓ | |
21:00 | 夜勤務終了 |
中抜け勤務はスキー場併設のホテル・旅館での仕事になります。
通し勤務と同様に最低でも毎日3時間滑る時間が確保できます。
どちらのスケジュールでも、休日になれば1日中滑ることができます。
注意したいのがナイター営業してないところの通し勤務だと滑る時間が確保できません!
スキー場の場所や積雪量・期間によってナイター営業しない場合があります。
毎日滑りたい方はよく雪が降り、ナイター営業をしている場所を選んでくださいね。(北海道や長野県のスキー場はナイター営業多いです。)
1ヵ月の給料はいくら稼げるのか?
1ヵ月で19万円でした。
実際の給料明細↓
週休2日で無理して働かず、休日は滑り倒したり、近くの観光スポット行ったり
遊びも充実させての19万なのでけっこう良い方だと思います。
ちなみに、
- 滑り重視であまり働かなかった人(週休3~4日)は、月12万くらい。
- 滑り飽きてよく働いていた人(週休1~2日)は、月27万くらい。
場所によりますが、稼ごうと思えば全然稼げますよ!
住み込みの環境・寮(個室、相部屋)について
スキー場は住み込みバイトなので、寮があります。
- 個室のシェアハウスタイプ(キッチン、バストイレ共用)
- 相部屋のシェアハウス
- 客室タイプ
- カップル・友達同士OKな部屋
スキー場の住み込みバイトは、ゲレンデオープン期間だけ人をたくさん雇います。
一時的に人が集まるため相部屋タイプの部屋がほとんどです。
↓私が2ヵ月間生活した相部屋はこんな感じ
- 部屋の両側に2段ベットがある4人1部屋の相部屋です。部屋あるのはテレビのみ。
- 冷蔵庫、浴槽、トイレ、洗濯乾燥機、キッチンが共用で、Wifiなし。
ご飯はどんな感じ?食事事情
食事は支給されるところがほとんどなので、0円で過ごすことができます。
よくあるパターンとしては、
- 朝、昼、夜の3食支給
- 昼、夕飯の2食支給
- 昼支給、その他食費補助500円/日
自分であまりお金をかけずに済むところが良いところです。
※美味しいかは当たりはずれがあるので、まずい時は自炊してました。
大学生から社会人まで年齢層は20代~40代と幅広い
男女比率は半々くらいです。
年代は20代が6割、30代2割、40代以上1割といった感じ。
意外なことに学生よりも社会人の割合の方が多いです。
- 自営業(農家)で出稼ぎにくる28歳男性
- 大学を休学中して留学予定の学生21歳女性
- リゾートバイトで全国を飛び回り3年目の30歳男性
- 工場の仕事辞めてとりあえずスキー場バイトにきた20歳男性
- カナダへワーホリを予定している27歳女性
- フリーランスでWebデザイナーの25歳女性
- 日本に出稼ぎにきて2年目日本語が上手い23歳のフィリピン人
- 資金を貯めてから世界1周スタート予定の26歳オーストラリアの青年
出会いってやっぱりある?!
もちろんあります!!!
ゲレンデマジックというよりは、やっぱりバイト同士で付き合うパターンが一番多いです。
私がバイトしてた時は、半分くらいカップルができてました。
特に寮の中にみんなで集まって飲めるような場所があるとけっこう男女で仲良くなれます。
でも、スキー場バイトが終わると遠距離になるカップルがほとんどなので、
その場だけのパターンが結構多いです。(もちろん、ちゃんとお付き合いしているカップルも知ってます)
スキー場バイトの恋愛は一長一短ありますが、出会いを期待するものありかもしれません!
スキー場バイトならではの仕事のきつさ
私はレンタル係をやっていたのですが、忙しい時はすごく大変でした。
たまにご飯だけ食べて15分だけ休憩ってこともあります。
特に修学旅行生が来た時には一般のお客さんもさばきつつ、大人数の対応をするので
かなりテキパキ案内することが求められました。
とにかく寒い
レンタル係も室内とは言いつつもお客さんの出入りが激しいので、外にいるのと変わりありません。
ちょっと暇で動かいないときは逆に体が冷えてしまうので、
「忙しいのがいいんだか?!」「暇がいいんだか?!」わかりません(笑)
リフトスタッフは重労働になることも?!
ものすごく雪が降ると雪かきをしなきゃいけないので、天候によってリフトスタッフは重労働を強いらえれます。
雪かきのしすぎで腰を痛めて、休日に滑れないなんて人もいましたので注意が必要です。
リフトスタッフはずっと外にいるのでかなり寒いと思います。
骨折など仕事に支障をきたすレベルでケガしてしまうと強制的に帰ってもらうことになります。
そもそも仕事するために雇われているのですから。せっかくのスキー場バイトなのでケガのないようにいきましょう
滑れない初心者でもOK?楽しいのか?
今までアルバイト経験もない!そんな方でも全然働けます!
なぜなら、毎シーズンごとに働く人が入れ替わるためバイトは簡単な仕事しかしないからです。
あと、スキースノボが全くできなくても大丈夫です。
バイトで仲良くなった人に教えてもらったり、場所によっては従業員特典でスクール講習が受けれるところもあります。
なかには稼ぎ目的でリフト券持ってても全く滑らない人もいました。
初めてのスキー場バイト…場所はどこが良い?
初めてのスキー場バイトであるなら万が一のことも考えて地元から近い場所を選ぶのが安パイです。
急用で実家に戻る必要がある、スキーでケガをしてしまって帰えらざるを得ない。など。
万が一を考えて最初は近場の方が安心かと思います。
- 北海道:トマム、ルスツ、ニセコ、富良野
- 東北:グランデコ(福島)、安比高原(岩手)
- 長野:白馬、野沢温泉、志賀高原、湯ノ丸
- 新潟:妙高杉ノ原、赤倉観光リゾート
- 関東:ハンターマウンテン(栃木)、丸沼高原、川場(群馬)
- 東海:めいほう、ダイナランド(岐阜)、スキージャム勝山(福井)
- 関西:箱館山、びわ湖バレイ(滋賀)、ハチ・ハチ北(兵庫)
場所については、スキー場バイトの職種&人気ゲレンデランキングで
北海道から関西までの地域ごとにベストなゲレンデを紹介してます。
荷物ってどうする?
なんでも持ち込み可能です。
特にボードやスキー板を持参したい人も持ち込んじゃってください。
持って行くのが大変でも、荷物は事前に郵送で送ることができます。
長期の住み込みとなるとかなりの荷物になると思うので、
事前の郵送を活用して万全の状態で行きましょう!
スキー場バイトで面接ってあるの?
スキー場バイトをするにあたっては勤務先の人と顔合わせや面接をすることはありませんでした。
住み込み専門の派遣会社に登録していたので、そこのコーディネーターさんに働く上での希望を相談しながら勤務条件を決めていきました。
ただ、派遣会社を通さずに直接スキー場近くのペンションや旅館に応募する場合は、電話面談や履歴書を作って送ったりする可能性があります。
そういうのが面倒な方は派遣会社に登録する方がラクですよー
関連記事リゾートバイトの面接&登録に行ってきた!質問内容や注意すべきこと
求人探し!募集期間について
スキー場バイトとしたいと思ったら、バイトする時期が先だとしても早め早めに動くことです。
スキー場バイトは人気があるため8月から先行募集が始まっています。
そして、クリスマス~年末年始に入る前にピークを迎えます。
3月までスキー場はオープンしますが、2月からは大学生が長期休暇に入るため、
2月頭までに応募しないと今シーズンのスキー場バイト求人はなくなってしまいます…
求人探しで注意すべきポイント
- 職種:どんな仕事で大変そうな点は?
- 時給:高いにこしたことありません!
- 残業の有無&勤務日数:得たい収入と遊ぶバランスを考えよう!
- 寮費&食費:ほぼ無料ですが、たまに少々家賃払うとことかあります
- 特典:リフト券、ボートレンタルは無料か?※中にはお金がかかるところもあります
- 寮について:個室or相部屋?寮の設備は?
派遣会社に登録すれば、仕事探しを手伝ってくれるコーディネーターが勤務条件を聞けば教えてくれます。
直接スキー場にバイト応募すると特に勤務日数とかは聞きづらいです。
滑る時間確保したかったら派遣会社経由で情報収集が確実です!
派遣会社(求人サイト)は複数登録して時給の良いところを選ぶ
同じ旅館で働くリゾートバイターが2人いたとしても、派遣元が違うと時給も違うことがあります。
時給の設定をしているのは勤務先の旅館ではなく派遣会社なので、同じ職場で働いていても時給が異なるケースがあるのです。
なので、派遣会社は最初から複数登録して一番時給の高いところでお願いするのが鉄則です!
同じ職場で同じ仕事をしてしんどさも変わらないのに、隣の人より時給が低いって悲しくなってきますから…(私は痛い目にあったことあり…)
関連記事リゾートバイト派遣会社ランキング(8回リゾバしてわかったおすすめの会社)
スキー場バイト求人数が多いサイトを比較
▼スキー場求人検索サイトの掲載数を比較▼
サイト名 | 掲載数 | |
1位 | リゾバ.com | 400件前後 |
2位 | アルファリゾート | 300件前後 |
3位 | リゾートバイト.com | 100件前後 |
4位 | リゾートバイトダイブ | 100件前後 |
リゾバ経験者の中でもよく名前があがる4社を比べましたが、
1位は、ヒューマニックが運営する「リゾバ.com」です。
- リフト券無料!ウェアレンタルも無料特典あり
- 1週間からの短期求人もある※学生限定
- 個室寮・Wi-Fiありの求人も探せる
スキー場バイトを始める第1ステップとして、リゾバ.comで実際の求人を見るとイメージ湧きやすいですよ。
※もし、稼ぎを重視しているなら高時給求人が多いアルファリゾートも要チェック!求人探しの上手い人は複数社登録して時給の違いを確認してます。
まとめ
ということで、スキー場バイトの魅力をお伝えしてきました。
本当にスキースノボ好きの人にとってスキー場バイトは最高だと思います。
地元バイトでお金をためてスキースノボを楽しむよりも、
スキースノボを楽しみながらリゾバでお金貯めた方が一石二鳥。
この冬に人生経験としてぜひお試しを!
その他リゾートバイトしてみた情報は下記記事にまとめています。